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盛岡広域スポーツコミッション研修会が行われました
2019年2月8日
2月1日、盛岡タカヤアリーナ会議室にて、平成30年度盛岡広域スポーツコミッション研修会が行われました。
講師として釜石シーウェイブスRFCゼネラルマネージャー兼監督の桜庭吉彦氏、岩手県文化スポーツ部ラグビーワールドカップ2019推進室総務企画担当課長の松崎雄一氏をお招きし、ラグビーワールドカップ2019™に向けた盛り上げについてご講演いただきました。
第一部 講演「ラグビーワールドカップ2019™の成功と釜石シーウェイブスRFCの未来」
元ラグビー日本代表で、現在は釜石シーウェイブスRFCゼネラルマネージャー兼監督でラグビーワールドカップ2019アンバサダーも務められている桜庭吉彦氏に「ラグビーワールドカップ2019™の成功と釜石シーウェイブスRFCの未来」という内容で、ラグビーワールドカップや釜石シーウェイブスRFCについて分かりやすくご紹介いただきました。
ラグビーワールドカップ2019™を岩手県釜石市で開催することで、主催者であるワールドラグビーにも開催地の釜石市にとってもそれぞれの意義があり、被災地で世界大会を実施することは、東日本大震災からの復興の姿と復興支援への感謝をラグビーを通して世界へ伝え、ラグビーに新たな存在価値を見出し、ラグビーの付加価値を高めることに繋がります。
12都市の中で唯一新設された釜石鵜住居復興スタジアムの紹介では、地元材の杉を利用して作られた釜石の自然空間が感じられる木製シートや、スタジアム整備に際し他県市町より寄贈を受けた座席を活用した「絆シート」の導入、最高のグラウンドコンディションを提供する芝の導入など、釜石ならではのスタジアムとなっていて、ワールドカップ開催後もスタジアムを通して釜石を盛り上げるビジョンを提示されました。また、釜石ラグビーの歴史や、企業チームから地域共生型のクラブチームとして発足した地域に愛される釜石シーウェイブスRFCについてもご紹介いただきました。
第二部 報告「ラグビーワールドカップ2019™釜石開催について」
岩手県文化スポーツ部ラグビーワールドカップ2019推進室総務企画担当課長の松崎雄一氏に「ラグビーワールドカップ2019™釜石開催について」という内容で、ラグビーワールドカップ2019™に向けた現在の進捗状況についてご紹介いただきました。ワールドカップ開催で期待される効果や、ラグビーワールドカップ2019™釜石開催実行員会の平成31年度の取組の方向性、ラグビーワールドカップ2019™をどのように迎えるかといった観点から現在の取り組みについてご報告いただきました。
海外のラグビーファンは比較的上流階級が多く、相手チームのファンと一緒にビールを飲むカルチャーがあるため、ファンの行動を予測しつつ受け入れ態勢を構築することが求められます。ラグビーワールドカップ2019™にはボランティアやパブリックビューイングなど様々な関わり方があり、一生に一度の楽しいイベントであるため自分自身が「大会に参加する」「大会を使う」という発想が重要とのことです。
平成30年度のスポーツコミッション研修会を通して、記念すべきアジアで初のラグビーワールドカップがより身近に感じられるようになったのではないでしょうか。開催が迫って参りましたが、ひとりひとりが存分に楽しめるよう開催地の釜石だけではなく岩手県全体でラグビーワールドカップ2109™という一大イベントを盛り上げていきたいですね。研修会参加者には、試合の全日程が記載されたクリアファイルが配布されました。
ラグビーワールドカップ2019™は、2019年9月20日から11月2日まで44日間48試合が12都市で開催されます。
研修会情報
関連情報
問い合わせ先
盛岡市スポーツツーリズム推進室
TEL 019-603-8009 FAX 019-603-8015
E-mail: sports-t@city.morioka.iwate.jp