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岩手山山開きが行われました
2019年7月12日
令和元年7月1日、岩手山登山の安全を祈願する山開きが八幡平市・滝沢市・雫石町合同で行われました。
各登山道入口で山開き式が行われ、3市町の登山隊と一般の登山者が次々に入山しました。あいにくの悪天候のため頂上でのセレモニーは中止となりましたが、令和初の岩手山山開きは大きな事故なく無事行われました。
岩手県の最高峰「岩手山」の山開き
毎年7月1日に八幡平市・滝沢市・雫石町が合同で開催する岩手山山開きでは、焼走り登山口(八幡平市)、馬返し登山口(滝沢市)、御神坂登山口(雫石町)の3つの登山口から山頂を目指し、山頂にて山頂交歓会(ピッケル交換,万歳三唱,乾杯)が行われています。
今年は雨の中、登山道入り口にて神事と山開き式が執り行われたあと、それぞれの登山口から入山。直射日光がなく、霧雨の混じる涼しい気候により、高度が高くなるにつれ登りやすいコンディションになり、穏やかな霧雨の音を聞きつつ初夏に咲く花々を楽しみながらの登山となりました。
頂上付近の強風と、霧が濃くなってきた影響から、多くの登山者は8合目の山小屋でしばらく天候の様子を見ていましたが、下山を決定。山頂交歓会は中止されたものの、一部の登山者が登頂に成功し、登頂を祝いました。
本格的な夏山シーズンを迎えましたが、熱中症や事故に十分気を付けて、岩手山登山を楽しみましょう。