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第14回フィールドXレースが開催されました
2020年10月12日
2020年10月4日、八幡平市総合運動公園多目的運動広場にて第14回フィールドX(クロス)レースが開催されました。今年は新型コロナウイルス対策として、会場に入る前の検温や消毒液の設置、選手の密を防ぐためにスタートの時間を細かくずらすなどした対策がされた上での開催となりました。
あらゆる運動能力が試される八幡平発祥の新競技「フィールドXレース」
フィールドXレースとは自然の地形を利用したコースに人工的な障害物を多数設置して行われる障害物レースです。2007年に誕生した大会で、ネーミングや競技規則等は八幡平市が発祥となっています。
フィールドクロスレースは自然の地形で行うクロスカントリーレースとフィールド・アスレチックのような障害物との合体させた新競技です。またフィールドⅩの『Ⅹ(クロス)』には三つの意味が含まれております。一つ目は自然の地形で行うレース、クロスカントリーレースの『Ⅹ』・そして二つ目はアメリカで開催されている最もエキサイティングな大会Ⅹ-Gamesを参考にした大会の『Ⅹ』・そして三つ目は様々なジャンルのアスリートから一般の方まで誰もが参加し交流できる、交わりの意味の『Ⅹ』です。 |
コース全長200mのスプリントフィールドクロス(SFX)部門と、コース全長2kmを周回するロングフィールドクロス(LFX)部門の2種類があります。
スプリントフィールドクロス(SFX)部門
SFX部門では1st-ROUND、敗者復活ROUND、SEMI FINAL-ROUND、順位決定ROUND、FINAL-ROUNDがあり、各組1~4人がゴールまでのタイムを競い、上位選手が次のラウンドに進む勝ち上がり方式です。
「スパイダー」や「ファイヤーストーム」といった30種類以上の障害物をくぐりぬけ一早くゴールを目指す、スピード感のある展開が見どころです。
【スプリントフィールドクロス(SFX)の様子】
ロングフィールドクロス(LFX)部門
LFX部門は各種目別のタイムレースで、2km、4km、10kmの種目があります。コースは総合運動公園内の林や森の中にも伸び、丸太やロープ、迷路、2way、3wayなど、60種類以上の障害物を越えながら走り抜けます。
筋力や持久力以外にも瞬発力や判断力などあらゆる運動要素が試される競技で、分かれ道になっているコースの選択も戦略の一つとなります。自然の地形を利用した急坂や、急こう配などがコースになっていて、周回する選手の体力を奪っていきます。
紅葉が始まっている秋の八幡平の自然を堪能できるのもフィールドXレースの魅力です。各種目優勝者は全種目無料で次回のフィールドXレースに参加ができます。
【ロングフィールドクロス(LFX)の様子】
第14回フィールドXレース参加者の方々の感想
大堰徳さん(一般男子 10km LFX 40歳未満 1位)
盛岡南高校スキー部のメンバーで参加した。昨年は怪我で出場できず見学だけだったが、今回初参加できて楽しかった。特に丸太を飛び越えたりするところや迷路が楽しかった。
澤藤拓野さん
盛岡市からの初参加。マラソン大会は例年出ているが、普通のマラソンよりきつかった。特に急な坂がつらく、迷路も頭を使わないといけないので難しい。でも楽しかったので来年もタイミングが合えば出たいと思う。
吉田義光さん
盛岡市からの初参加。コロナで色々な大会が中止になってしまった中で開催されたので今回参加してみた。普段から走りこんでいるが、予想よりもすごいコースで、上り坂やクッションが大変だった。
中野颯人さん(中学生男子 4km LFX 1位)
今回で3回目の参加。前回は寒かったが今回気温がちょうどよく走りやすかった。(2位の選手が)ずっとついてきていて、山道で離したけれど登りで疲れてしまった。できれば来年も参加したい。
今野太郎さん(中学生男子4km LFX 2位)
今回で4回目の参加。去年の1位(小学生2kmLFX1位)の記録よりも早くなったが、3~4倍はきつかった。1位の中野さんについていったらタイムが上がった。来年もリベンジしたいと思う。
お問い合わせ
フィールドXレースについて
八幡平市体育協会
〒028-7111 岩手県八幡平市大更37-105-2
TEL:0195-70-1600 FAX:0195-70-1616
本記事について
盛岡市スポーツツーリズム推進室
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