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NEWS

第28回啄木の里ふれあいマラソン大会が行われました

2018年9月11日

 

9月9日(日)、歌人・石川啄木の故郷である玉山地域にて第28回啄木の里ふれあいマラソン大会2018が開催されました。渋民運動公園をスタートし,石川啄木の歌碑が残る渋民と好摩の町を走る啄木の里ふれあいマラソン大会2018には1800名を越えるランナーが参加し,ハーフ,10km,5km,3km(家族ペアの部含む)の4種目18部門に分かれ、啄木の故郷を駆け抜けました。悪天候の中の開催となりましたが、ランナーがスタートすると天候も本大会を応援するかのように雨が上がり、ランナーを後押しする気候となりました。   

ゲストランナーとして岩手県奥州市出身の那須川瑞穂さんや、友好都市である沖縄県うるま市からの奥田良 直紀選手と伊東 信子選手も参加され、地域住民によるランナーへの差し入れや沿道からの応援など、ランナーも観客も一体となって盛り上がりをみせていました。レース後は石川啄木記念館を訪れ啄木の世界を堪能する人も見られました。また、大会参加者全員にオリジナル記念Tシャツが配布されました。

       

 

 

大会結果(優勝者)

種目 部門 大会記録 氏名 都市名・所属
ハーフ 1. 一般男子(高校生を除く18歳以上)  1:12:21  阿部 真哉  奥州市・TEAMアテルイ 

2. 一般女子(高校生を除く18歳以上)

1:20:40(大会新記録)  鈴木 絵里 能代市・能代山本陸協 
3km       3. 小学生1~3年男子  0:12:03  五十嵐 陽希  二戸市・金田一小学校
4. 小学生1~3年女子  0:12:34

 尾ケ瀬  心羚

 東北町
5. 小学生4~6年男子  0:10:53  花井 統  盛岡市・サンビレ
6. 小学生4~6年女子  0:11:06  大澤 典佳  田野畑村・田野畑小学校
7. 中学生男子  0:09:54

 大宮 大虎

 盛岡市・渋民中学校3年B組
8. 中学生女子  0:10:27 (大会新記録)  田中 希歩  矢巾町・矢巾町立矢巾中学校
9. 家族ペア  0:12:57

東海林 信之

拓実

山元町・山下小学校 
10km      10. 30歳未満男子(高校生含む)  0:32:19 渡辺 和博 大館市・大館北秋陸協 
11. 30歳代男子  0:33:09  島 智也 金ヶ崎町・アイシン東北
12. 40歳代男子  0:35:31 加藤 和彦  栗原市 
13. 50歳代男子  0:36:58 千田 布美夫  奥州市・TEAMアテルイ 
14. 60歳以上男子 0:40:25 遠藤 富雄 雫石市・JR盛岡鉄道サービス 
15. 40歳未満女子(高校生含む)  0:38:55(大会新記録) 杉澤 多佳子  八戸市・New Fitness 
16. 40歳以上女子  0:42:13  佐藤 恵美 秋田市・秋田大学 
5km  17. 一般男子(高校生以上)  0:16:34  佐々木 将吾  大仙市・大仙陸協
18. 一般女子(高校生以上)  0:19:24  柴田 真由美  滝沢市・しらゆりレディース

標高差約70m!急こう配の山道を駆け登るハーフマラソン

標高191mのスタート地点から、急こう配の山道を駆け上がったさきに折り返し地点のあるハーフマラソンは一分一秒を競い合う白熱したレースが行われました。ハーフマラソン男子の優勝者は 阿部 真哉 さんでタイムは1:12:21秒。阿部 真哉さんは、ケガあけで2週間ほどの練習を重ね本大会に臨んだそうです。「最初雨は強かったが、気温が低かったのでよかった」と話してくれました。

ハーフマラソン女子の優勝者は 鈴木 絵里 さんでタイム1:20:40秒。本大会の大会新記録となります。おめでとうございます!

 

 

 

 

 

 

 風光明媚なマラソンコースを堪能できる10km種目と5km種目

岩手山と姫神山を臨む市街地と自然豊かなコースを走る、高校生以上の大人が参加する10kmと5km種目では、上位入賞を目指し全力で走るランナーと、走ることを楽しむランナーが一同にゴールを目指していました。

10km30歳未満男子(高校生含む)の優勝者は渡辺 和博さん、30歳代男子の優勝者は島 智也さん、40歳代男子の優勝者は加藤 和彦 さん、50歳代男子の優勝者は千田 布美夫 さん、60歳以上男子の優勝者は遠藤 富雄さん、40歳未満女子の優勝者は杉澤 多佳子さん、40歳以上女子の優勝者は佐藤 恵美さん、5km一般男子の優勝者は佐々木 将吾さん、5km一般女子の部の優勝者は柴田 真由美さんです。10km40歳未満女子部門の杉澤 多佳子さんの記録、0:38:55は本大会の大会新記録となります。おめでとうございます!

5kmの一般女子部門優勝の柴田 真由美さんは「朝から雨でウォーミングアップが取れず不安だったが、途中で小雨になってくれたのでやる気がでた、ゴールできて一安心」と笑顔で話してくれました。

 

 

 

 

 小中学生が一生懸命走る3km種目と手をつないでゴールする家族ペア種目

小中学生と、親子・兄弟姉妹・夫婦の家族ペアで走る3km種目ではランナーたちが一生懸命市街地のコースを走り抜けました。家族ペアのランナーはフィニッシュの100m手前から手を繋ぎながら一緒にゴールし、家族の絆を深めていました。ゲストランナー・那須川瑞穂さんも小学生と一緒に走る3km部門に参加され、子供たちと並びながら笑顔でフィニッシュされていました。

 

優勝者は五十嵐 陽希さん、小学生1~3年生女子の優勝者は尾ケ瀬  心羚さん、小学生4~6年生小学生1~3年生男子の優勝者は花井 統さん、小学生4~6年生女子の優勝者は大澤 典佳さん、中学生男子の優勝者は大宮 大虎さん、中学生女子の優勝者は田中 希歩さん、家族ペアの優勝者は 東海林 信之さん・拓実さんです。おめでとうございます!

家族ペアの優勝の東海林 信之さん・拓実さんは、「雨が止んでよかった、頑張った」と話してくれました。

友好都市・沖縄県うるま市とのマラソンを通した交流

盛岡市の友好都市である沖縄県うるま市が開催する「あやはし海中ロードレース大会」と連携しそれぞれハーフの部のトップタイムの男女1名ずつ相互に派遣をしており、今回もうるま市から奥田良 直紀選手と伊東 信子選手が大会に参加され、他のランナーと共に熱きレースを繰り広げていました。

2019年4月に行われる「第19回あやはし海中ロードレース大会」には、本大会ハーフ男子の部3位の佐藤賢哉さんと、ハーフ女子の部5位の齊藤みゆきさんが派遣選手として出場する予定です。

沿道からの熱い声援と地域住民の方々による美味しい差し入れ

雨の中でもマラソンコースの沿道には多くの観客が集まり、ランナーが走り抜ける中、暖かい声援が響きました。老若男女地元の多くの方々が応援に駆け付け、給水所での補給や差し入れなどをランナーに手渡ししていました。

 

啄木の里ふれあいマラソン大会2018に参加したランナーさんたちの感想

3km中学生女子の部に参加した大西美桜さんと齊藤莉得さんは、「去年よりタイムが速くなり、中学校の夏休みの練習の成果や早い子と一緒に走ったおかげ」と楽しそうに話してくれました。

3km小学生4~6年男子部に参加した中川梨央さんは「ライバルのお友達を追い越せたことが嬉しかった」と話してくれました。

家族ペアの部に参加した工藤勲さんと工藤有加さんは、「1年生の時からずっと参加しており、去年より良いタイムが出せたと話してくれました。目標タイムにあとちょっとのところで届かなかったのでまた頑張りたい」と意気込みを聞かせてもらいました。

5km一般女子部門に参加された小笠原有理さんは、「毎年母と一緒に親子で参加していて、一緒に練習をしていたおかげで5km一般女子の部で2位を獲得できた」と話してくれました。

10km40歳以上女子の部門に参加された坂本理絵さんは、「アップダウンが多く大変だったが走り始めてから雨がやんできたおかげで、マイナスイオンも出ていてよい環境だった」と話してくれました。坂本さんは10km40歳以上女子の部門で2位を獲得されました。

女子ハーフ部門に参加された畠山望美さんは、去年も参加されていて、「きついコースではあるが多くの方が応援してくれるあたたかくて好きなコース」だと話してくれました。畠山さんは女子ハーフ部門で2位を獲得されました。

 ゲストランナー・那須川瑞穂さんからのメッセージ

「啄木の里ふれあいマラソン大会は、地元の小中学校からも多くの子供たちが参加していて、沿道で応援してくれるおじいちゃんおばあちゃんがいたり、地元の方が集まって応援してくれたりするとても暖かい大会です。気軽に参加できる大会なのでこれをきっかけにマラソンを好きになってくれると嬉しいです。子供たちには、外遊びの中でバランス感覚が養われたり、運動神経がつくられたりするので、楽しいなと思いながらいっぱい走り回ってほしいです。」とのメッセージをいただきました。

関連情報

啄木の里ふれあいマラソン大会(盛岡市公式ホームページ)

大会公式Facebook

問い合わせ先

盛岡市スポーツツーリズム推進室
TEL 019-603-8009 FAX 019-603-8015
E-mail: sports-t@city.morioka.iwate.jp

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