8月9日から11日まで、スポーツクライミング第33回リードジャパンカップ大会が盛岡市の県営運動公園で開催されました。
優勝は男子が17歳の西田秀聖選手(奈良県連盟)、女子は16歳の森秋彩選手(茨城県連盟)と若手が活躍し、改めてクライミング王国日本の選手層の厚さを印象づけられる大会となりました。優勝した二人には、谷藤盛岡市長から「盛岡広域特産品詰め合わせ」を贈呈しました。また、表彰台を逃したとはいえ期待の伊藤ふたば選手がしっかり決勝に残ってくれたことは、大会運営を支えた地元スタッフへの最高の恩返しだったと思います。
すべての競技を通じて新型コロナ後初めての全国大会、日程を5か月延ばし加須市から盛岡市に会場を移しての無観客開催と、いろいろな意味で注目される大会でしたが、万全の感染対策をとった結果、大成功のうちに終えることができました。また、野口啓代選手(TEAM au)をはじめ多くの選手たちが、大会開催に尽力した関係者への感謝の言葉を述べていました。
表彰セレモニーが終わり夕闇迫る中、平山ユージ大会副会長はこう言って大会を締めくくりました。
「選手の皆さんの健闘を称えるとともに、大会を受け入れてくださった岩手県協会、岩手県、盛岡市に心から感謝申し上げます。まだまだ先が見通せない中ではありますが、大会の成功は、一つのモデルとなったのではないでしょうか。これからも力を合わせて、スポーツを盛り上げていきましょう。ありがとうございました」
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“with corona”時代、心からスポーツを楽しめる新しい日常を取り戻すために、盛岡広域スポーツコミッションも今できることを見つけ出しながら、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
大会概要
新型コロナウイルス感染拡大による大会延期以降,初めてのスポーツクライミングの全国大会が岩手県盛岡市で開催されることになりました。
地元の伊藤ふたば選手をはじめ,全国トップクラスの選手が出場する見込みです。
なお,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,無観客による開催となります。
日時
2020年8月9日(日)~11日(火)
会場
競技種目
リード競技
参加人数
選手100名程度
実施方法
無観客
主催
公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会
主管
一般社団法人岩手県山岳・スポーツクライミング協会
出場予定選手からのメッセージ
大会出場予定の3選手から,岩手県民・盛岡市民に向けたメッセージをいただきましたのでご紹介します。
第33回リードジャパンカップ出場予定選手からの動画メッセージ(YouTube)
大会の様子は,YouTube等でのオンライン観戦ができます。
詳しくは,大会公式ウェブサイトをご覧ください。